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研究室紹介 / Introduction

本研究室では,「塑性加工学」,「固体力学」,「材料科学」の3つの分野を横断するような研究を実施しています.塑性加工における加工の力学を理解することを第一ステップとし,その上で,材料科学・固体力学の研究領域にまたがるような研究を推進しています.材料の内部組織の観察のような材料工学的な実験観察から,単軸引張試験に代表されるようなマクロスケールの力学実験までを実施しています.また,理論・数値解析においては,材料科学に立脚したミクロスケールの結晶塑性モデリングを研究の主軸としつつ,塑性に関連するエンジニアリングへの応用を目指した巨視的な塑性構成則も研究対象としています.

The main goals of our laboratory are to improve constitutive models of phenomenological and crystalline plasticity theories. In addition, advanced experimental techniques ranging from microstructure observations to macroscopic mechanical test will be developed. Some of our works carried out so far are briefly introduced as follows.


学生の皆さんへ研究室紹介(吉田より)


研究紹介 / Introduction

当研究室の学生が実施した研究を紹介します.

さらに詳しい紹介は, 修士論文・卒業研究一覧 にあります.

● 塑性異方性・結晶塑性解析に関する研究

A5052板の結晶塑性解析

A6016の塑性異方性と結晶塑性解析

● 加工硬化特性(バウシンガ効果,交差効果)に関する研究

高張力鋼板の引張試験と圧縮試験

アルミニウム合金板の交差効果

せん断試験によるバウシンガ効果の測定

● 成形シミュレーションに関する研究

結晶塑性解析を援用したアルミニウム合金板の円筒深絞り成形

穴広げ成形シミュレーション

● しわ,座屈にに関する研究

しわ発生と試験片寸法の関係

塑性異方性としわの発生

● 多結晶金属の塑性流動則に関する研究

6000系アルミニウム合金の塑性流動

引張とねじりを受ける円管の塑性流動則

● 変形および強度の塑性異方性に関する研究

穴広げ試験を利用したr値の連続測定

1.5GPa級高張力鋼板の二軸引張特性

● 高ひずみ域の応力-ひずみ曲線に関する研究

単純せん断試験による応力−ひずみ曲線の測定

● 高張力鋼板・マグネシウム合金の成形性に関する研究

AZ31の双晶発達

高張力鋼板の穴広げ性

小型張出し試験機の性能評価

高強度材料へ対応した小型張出し試験機

AZ31板の張出し成形性

高張力鋼板・AZ31板の曲げ割れの可視化

AZ31板の成形性のひずみ速度依存性


修士論文・卒業研究一覧 / Thesis for a degree

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