2011年3月に退官されました
中村 保 教授
(Nakamura Tamotsu)
研究 <目標>

設計技術開発、生産技術開発、生産システム開発等に有益な研究成果が得られること。
<実績>

1.塑性加工におけるトライボロジーに関する研究
 (1)鍛造用潤滑剤の性能評価試験
 (2)板材成形におけるトライボロジー特性評価
 (3)エンジンシリンダとピストンリングのトライボロジー特性評価

2.粉末素材を用いた新材料の成形加工に関する研究
 (1)チタン粉末のSPS焼結鍛造法の開発
 (2)複合素粉末の反応焼結鍛造法の開発

3.放電プラズマ焼結(SPS)装置による固相接合に関する研究

4.鍛造用金型の設計システムに関する研究
 (1)金型の弾性変形を活用したネットシェイプ成形に関する研究
 (2)FEMシミュレーションによる金型損傷に関する研究
 (3)FEMシミュレーションによる金型硬質被膜の損傷の予知

5.インクリメンタルフォーミングの活用に関する研究
 (1)歯科医療への応用 @純チタン床の成形
 (2)歯科医療への応用 Aコーピングの成形
 (3)インクリメンタルフォーミングの知能化,マイクロ化,レーザフォーミング

6.超微粒子積層造形に関する研究
 (1)積層造形:ガスデポジッション
 (2)マイクロ粉末冶金

7.スペックル画像相関を用いた箔素材の材料試験
<業績・成果(2009年)>

・学術論文・著書等
1) 中村 保、塑性加工とトライボロジー、トライボロジスト、54-2(2009), 79-84.
2) Y. Warashina, Y. Itoh, T. Nakamura, H. Tatsuoka, Growth of Ca-Germanide and Ca-Silicide Crystals by Mechanical Alloying, Surf. Sci. Nanotech., 7(2009), 129-133.

・国内学会発表
日本塑性加工学会など10件程度

・招待講演
精密工学会など10件程度

・解説・特集
1) 早川邦夫・中村保、塑性加工におけるAE解析技術、機械の研究、61-2(2009), 1-9.
その他事項 <社会連携・国際交流(2009年)>

・新素材・新成形技術講座および事業化研究会
・技術指導
<特筆事項(2009年)>

新聞・テレビ報道等:中日新聞等3件程度
外部資金獲得: 共同研究 10件程度

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